「がぁらないとシネマ」のビビデのおへやっ!
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戦いの夢を見たんだ。
夢の中のビビデはとっても強くなってた。
まるで空を飛ぶみたいに走りながら、
目のまえに来る敵をばっさばっさ斬ってた。
敵が……血を吹いて倒れていくのを見て楽しかった。
……うん、ビビデがビビデを疑うくらい、ほんとに「楽しかった」。
……つい最近、同じ感じになったことがあったよ。
ダークエルフになりかけた時。
シェリーが苦しんでるのも、
ギリーやみんながビビデのために死んでくれそうになってるのも楽しかった。
それから、苦しかった。あの時も夢の中でも。
苦しかったわけはよくわかんない。
でも、苦しいのを心から取るために、楽しくなってほしい=人に死んでほしいって思ってた。
いっぱい死んでほしいって思ってた。
ビビデの手で人が死んだら、とっても気持ち良かったから。
でも、気持ち良いのは一瞬だったよ。
斬っても斬っても、すぐ苦しくなった。
だからどんどん戦った、っていうか殺しに行った。敵も味方も関係ない人も、最後はよくわかんなくなってった。
違う。違う。違う。違う。違う。違う。違う。違う。
違う。
気持ちが爆発したら目が覚めた。
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